【書籍】女子とお金のリアル/小田桐あさぎ

「お金のリアル」といいつつ、たまたま成功した著者という1をユースケースにしたものなので汎用的に使えるメソッドや知識というわけでは無いですね。
ちょっと主語がでかい系の本でした。

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【小説】あの子の考えることは変/本谷有希子

『異類婚姻譚』に続いての本谷有希子さんの小説二冊目。
この方は所謂「こじらせ女子」とか「残念」「イタい」と形容される「女子」を書く人なのか、と二作目にして理解。

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【小説】異類婚姻譚/本谷有希子

異類・異形との婚姻大好きなのでタイトルで手に取ったのですが、「異類婚姻」ってそういう意味か。狐や鶴、鮒女房のような寓話のテイストを持ちつつ、しっかり現代の家庭・婚姻を描いたグロテスクな一冊でした。

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【小説】今宵も喫茶ドードーのキッチンで。/標野凪

おひとりさま専用カフェ、喫茶ドードーの店主「そろり」が贈る料理と言葉に、各話の主人公が少しだけ前を向いて歩き出す全五話の連作短編集です。
惹かれたのは各話のタイトル。「自己肯定力をあげるやかんコーヒー」や「心が雨の日のサンドイッチ」「自分をいたわる焼きマシュマロ」など。もちろん、各話のタイトルとなる料理がそのままの料理名で作中に登場します。もうこの料理名だけで食いしん坊な私は「どんな料理なのだろう?」「自己肯定力が底辺な私も飲んでみたいわ」と思いながら手にしました。

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【小説】ただいま、お酒は出せません!/長月天音

表紙&タイトル買いした一冊です。
コロナ禍真っ只中のカジュアル・イタリアン店を舞台に、元社員の現在パートの主人公が奮闘するお話。

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【書籍】入社1年目からの数字の使い方/深沢真太郎

「入社1年目」なんてものはとっくの昔に過ぎ去ってしまいましたが、私は未だに数字は大の苦手。
数字を扱うシステム作っているくせにおかしな話です。
そして久々に若手の育成を任されそうになってしまったので、ビジネス数字の基礎知識くらいは自分も知っておかなければいけないなぁと、まずは初心者向けの書籍に手を出してみました。

タイトル通り、入社1~3年目で仕事のやり方や報告の仕方に悩んでいる人におすすめです。
特に、コロナ禍で在宅中心になった関係で、オフィスにいれば近くの先輩から「さっきの報告はこうした方が良いよ」とアドバイスをもらったり、周りの報告を聞いて自然と身につけられていたものが、今はなかなか難しいと思うのですよね。そのあたりを自身で補うための取っかかりに、本書は向いてそうです。

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【小説】ぜんしゅの跫/澤村伊智

ぜんしゅの跫比嘉姉妹シリーズの第五作目。五編の短編を纏めたシリーズ二冊目の短編集です。
本編読了後に読んだ方がより楽しめる一冊になっていますので、是非既刊シリーズを読んでから手に取って見てください。
個人的には本編よりも好きな一冊です。

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【小説】ししりばの家/澤村伊智

ししりばの家「ぼぎわんが、来る」から続く「比嘉姉妹シリーズ」の第四作目。
今までが真琴をメインに添えている中で、初の長女・琴子の活躍が中心に描かれる本作。
彼女が何故今のような表情、無感動な人間となったのか、また幼い頃の彼女がどのような少女だったのかが見られます。

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【小説】などらきの首/澤村伊智

などらきの首

「ぼぎわんが、来る」から続く「比嘉姉妹シリーズ」の第三作目。
短編6編からなるシリーズ初の短編集です。
短編集のため、今までの本編に比べると各話丁寧に恐怖を描かれるわけではありませんが、それでも十分にシチュエーションホラーとして楽しめます。
そして何よりも本作、野崎の学生時代や真琴と野崎の出会い。美晴と琴子といった比嘉姉妹の学生時代など本編の時間軸では語られない話が盛りだくさんなので、登場人物のファンとしては見逃せません。

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【小説】ずうのめ人/澤村伊智

ずうのめ人形

「ぼぎわんが、来る」の比嘉姉妹シリーズの第二作目。
前作で活躍した真琴ちゃんと野崎さんメインの話です。

オカルト出版社で起きた怪死事件と、過去に投函された一作の原稿。その原稿を読んだ者は、人形が見えるようになり、日に日に近づいてくる人形に最終的には取り殺されてしまう。

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