「ぼぎわんが、来る」から続く「比嘉姉妹シリーズ」の第四作目。
今までが真琴をメインに添えている中で、初の長女・琴子の活躍が中心に描かれる本作。
彼女が何故今のような表情、無感動な人間となったのか、また幼い頃の彼女がどのような少女だったのかが見られます。
投稿者: 霜月 六花
【小説】などらきの首/澤村伊智
「ぼぎわんが、来る」から続く「比嘉姉妹シリーズ」の第三作目。
短編6編からなるシリーズ初の短編集です。
短編集のため、今までの本編に比べると各話丁寧に恐怖を描かれるわけではありませんが、それでも十分にシチュエーションホラーとして楽しめます。
そして何よりも本作、野崎の学生時代や真琴と野崎の出会い。美晴と琴子といった比嘉姉妹の学生時代など本編の時間軸では語られない話が盛りだくさんなので、登場人物のファンとしては見逃せません。
【映画】ジャンク・ヘッド
公開前のTwitterの評判で気になっていて、劇場公開を楽しみにしていた長編ストップモーションアニメーション作品。いざ劇場公開されると近隣の劇場での上映がなく観られず終いでしたが、気付いたらAmazonPrimeに来ていたのでいそいそと視聴しました。
【小説】ずうのめ人/澤村伊智
「ぼぎわんが、来る」の比嘉姉妹シリーズの第二作目。
前作で活躍した真琴ちゃんと野崎さんメインの話です。
オカルト出版社で起きた怪死事件と、過去に投函された一作の原稿。その原稿を読んだ者は、人形が見えるようになり、日に日に近づいてくる人形に最終的には取り殺されてしまう。
【舞台】ヒプノシスマイクRule the Stage DH vs BB
ちょっといろいろあり気分が落ち込んでいて「元気をもらいたいな」と思いながら公演ページを見ていたら当日引換券が出ていたので、前日予約からの観劇。本当は配信買おうと思っていたのですが、現地チケットあったので。勢いって大事ですよね。
私には珍しく突然・唐突な現場入りでした。どつ本、観に行って良かったです。元気出た。
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【小説】ぼぎわんが、来る/澤村伊智
V6の岡田さん主演で映画となった「来る。」の原作小説。
あらすじについてはご存じの方も多いと思いますが、ざっくりというと怪異に巻き込まれる人々と、それを払うことを生業とする(というと少し語弊がありますが)比嘉姉妹の怪異小説です。
劇場で映画を先に見てから、しばらく時間が経過してから原作小説を読みました。
一言で言うと「原作小説おっもしれー!!」
映画はアクション映の色が強く、めちゃくちゃバトルものとして楽しめました。
何より冒頭の葬儀から始まり最後の婚姻、古今東西霊能社バトルといった各種儀式の見応えも見事でした。
【映画】ブレッド・トレイン
東京発、京都行きの架空の新幹線の中で起きた殺し屋たちのアクション映画。
伊坂幸太郎の『マリア・ビートル』をハリウッドが映画化したということで気になって劇場で見てきました。久々に洋画、ハリウッド映画です。
相変わらずブラピはイケオジでしたが、本作では超絶不運な殺し屋役でかわいそ可愛いキャラでした。
【舞台】アルキメデスの大戦
大ファンの鈴木拡樹さん主演舞台のアルキメデスの大戦を観てきました。
第二次世界大戦、戦艦大和の建造を巡る海軍内の一週間の攻防戦を描く物語。2020年に上演予定でしたが、コロナ禍で公演中止となり2022年に改めて劇場で幕を開けました。
見終わった後、座席で長いため息を吐いてしまったのは終盤息を止めて見入ってしまったから。握りしめていたハンカチも汗ぐっしょりでした。
帰りがけに隣の席の若い男性お二人が「数学や戦争がテーマの舞台だから、客層男ばかりだと思っていた」と話していましたが、主演・助演の役者さんを見てください。女性に大人気な若手俳優ですよ。と心の中で突っ込んでしまいました。 続きを読む 【舞台】アルキメデスの大戦
【小説】鎌倉うずまき案内所/青山美智子
『木曜日にはココアを』がとても良かったので、同じ作者の作品を読みたく購入しました。
私自身が横浜出身(祖父母は鎌倉)でして、本書の舞台が鎌倉ということもあり気になり手にした一冊です。『木曜日にはココアを』の続編や作者の新作も気になりましたが、私が文庫本派ということもありとりあえず既刊を。通勤中に読むので、単行本は持ち運びに不便で手が出しにくいのですよね。特に毎日PCとiPad、手帳にノート……と荷物が多いので、肩が死んでしまうのですよね。
本書は『木曜日にはココアを』よりもSFよりなお話ですが、ほっこり安心して読める一冊でした。
【映画】HiGH&LOW The Worst X
HiGH&LOWシリーズの最新作、とうとう公開されましたので映画館に行ってきました。
『クローズ』や『WORST』などのいわゆる不良漫画・喧嘩物は世代ではありつつも全く通ってこなかったのですが、「END OF SKY」公開時に友人に沼に誘われ引きずり込まれて以来、HiGH&LOWシリーズは劇場に見に行っています。私の最推しはRUDE BOYSなので、劇場版3作目では墓(物理)ができました。